はじめに

“音楽を観る"という魔法 ~あなたが音楽世界をワクワク・ドキドキしながら探求する方法 ~

僕は駆け出しの音楽ライター。「監督」という名前で、CDのレビューをいくつか書いたことがある。 そんな僕は、音楽がめっちゃ好き。 何かのバンド名を検索してこのブログに出会ったあなたも、きっと音楽が大好きだろう。 僕は、家の中や通勤中、仕事の合間など、いつでも音楽を聴いている。 音楽は僕にとってのガソリン。 耳から入った音楽は全身を駆け抜け、手や足、脳ミソや心臓にパワーを伝え回ってくれる。そのおかげで、僕は每日元気にやっていける! ところで、あなたは音楽とどう向き合っているだろう? 作業しながら、PCやオーディオから流している? スマートフォンや携帯音楽プレイヤーに入れて、通勤・通学やランニング中に聴いている? いずれにせよ、何気なく音楽を聴き、元気を貰っている人がほとんどだと思う。 僕も、同じように日々音楽を楽しんでいる。 しかし、ある時気づいた。 音楽との向き合い方には、もう一つの方法(=Another Style)があるという事に。 音楽をとんでもなく面白く楽しむ魔法を発見したのだ! ...
メタル

【JASONSの蓋世不抜~第四章:不撓不屈で切り開くはまだ見ぬ世界篇~】

あなたは、どんなバンドが好きですか? 「かっこいい音を出すバンドだね」 「いや、テクニックが凄いバンド。神がかっている技を目の当たりにしたい」 「とにかくヘヴィでスピーディーな、ぶっ飛んだバンドが好きだな」 「身体が自然と乗れるバンドかな。音楽でリラックスしたいから」 「ライヴで極めるバンド!俺らファンを昂揚させ、燃え上がらせるバンドに尽きる」 この質問に対する答えは無限にあり、そのどれもが正解。 あなたは、ご自身に合ったバンド像を持ち、日々、それに近いバンドを世界中、古今東西、古くも新しくも音楽を求めているだろう。 ちょっと角度は変わるが、こんなバンドはどうだろうか。 「今まで想像できなかった世界へ連れてってくれるバンド」 「見たことのない景色を見せ、客をワクワクさせてくれるバンド」 僕は、今、プロレスに熱狂している。30代を少し過ぎて、遅咲きのプロレスデビュー。 好きになったら、好奇心を爆発させ没頭する性分なので、2019年2月以降、ほぼ毎日、プロレスの試合や選手のドキュメンタリー動画を観て、また選手の自伝を読...
ロック

【Crocodile Bambie 1st album”Bloody Tree”~聖地巡礼の旅~】

心底待ち望んだバンドの1stアルバムには、たくさんの有機的なサウンドが。穏やかな起伏から成る、予想つかぬ展開のメロディーとなり。気持ちの良い、どこまでも広がる景色を見せてくれる。僕はただただ幸せだった。Crocodile Bambieは、2013年5月22日に、1stEP”Flexible Vegetable s”をリリース。ストーナーロック、サイケロック、デザートロックという、日本の音楽シーンには稀有な類のバンドの登場に、この手の音楽を愛する我々は狂喜乱舞。 今や入手困難と言われているそのEP。幸運にも持っているファンは何十回、何百回と聴き込みながら、新たな作品を待ち。新たにバンドの虜になったファンは、早く音源を手に入れたいと、新譜を心待ちにした。
メタル

【SURVIVE~血と汗と努力の結果魅せる新作”Immortal Warriors”リリースツアー初日・後編:SURVIVE】

2019年2月11日。日本のみならず、世界で活躍するヘヴィメタルバンド、SURVIVEの7枚目のアルバム”Immortal Warriors”リリースツアー初日。その模様を2回に渡り振り返っていく。前回の記事、HELL FREEZES OVER, HATTALLICA, IN FOR THE KILLはこちらでご確認頂きたい。 本記事では、メインアクト、SURVIVEの90分のドラマをお届けする。今このツアーで観られるSURVIVEの魅力について、そして、彼らから学ぶ人生訓について、僕なりに書いてみる。
メタル

【SURVIVE~血と汗と努力の結果魅せる新作”Immortal Warriors”リリースツアー初日のよる・前編:HELL FRFEEZES OVER/HATTALLICA/IN FOR THE KILL】

昨年、結成20周年を祝う大々的なショーを行ったヘヴィメタルバンド、SURVIVE。 見事なショー、完璧な王者たる姿を見せつけ、日本に、いや、世界にその名を轟かすSURVIVEの雄姿に、集まったファン皆で拳を上げた。   その20周年ライヴ直前にリリースされた、7枚目のアルバム“Immortal Warriors”は、彼らのバンドとしての経験があったからこそ生まれた音であり、ヘヴィメタル愛に満ち溢れた傑作に仕上がった。 SURVIVE - Immortal Warriors Crossfade   20周年走り続けてきたバンド初の、約5か月という長期休暇。 心身共にゆっくりと休め、充電。 バンドの中でもライヴへの欲が溢れ出した2019年2月11日より、 このアルバムリリースを祝し、日本中のメタルヘッドの前で披露するツアーが、 ここ渋谷からスタートした。   20周年ライヴのMCにて発表されたこのツアー初日。 HELL FREEZES OVER, HATTALLICA, IN FOR THE KILL―その協力過ぎるラインナップにワクワクし、早くこの日はこないかと僕は待ち望んでいた。 傑...
メタル

【WORLD END MAN 1stアルバムリリースパーティー~雪降る新宿に燃え盛る地獄エンターテイメント】

やっぱり経験。努力を重ね、たくさんの経験を積んだ結果が人を大きくするし、最強にする。そんなことを学んだ、WORLD END MANの1stアルバムリリースパーティー@新宿について、その様子を書いていこう。
メタル

【Church Of Miseryワンマン2018~クリーンに綺麗に泥酔するには彼らの音楽を~】

快楽を求めた結果、法を犯してしまい、逮捕。なんてニュースをたまに見聞きするけれど。皆、音楽を聴こう、音楽を!音楽は芸術品。音楽はミュージシャンの表現の賜物であり、皆が楽しむエンターテイメント。音楽は合法。どんなに浸って没頭して楽しんでも、何の問題も無い。少しのビールやウイスキーを楽しみながら、心地良い音楽に酔いしれよう!音楽に身を任せ、揺れ、踊り、走り、拳を上げ、叫び歌うんだ!何の問題もなく、クリーンに綺麗に、快楽を感じる方法は、音楽を楽しむこと。レコードを聴こう、そして、ライヴハウスへ行こう。音楽の種類も多種多様なので、気持ち良い具合もいろんな類があるが、今日ご紹介するのは、その中でも異様で刺激的。最初こそ取っ付き難いかもしれないが、ハマればもう抜け出せず、泥酔してしまうような音楽。それは、Church Of Misery。
プログレ

【方程式のない音楽世界、King Crimson/Uncertain Times Japan Tour~ある一日を振り返る~】

音楽ファンの皆さんへ。 好奇心旺盛で、新しいことを知るワクワクが大好きな人へ。 普段、J-POPや洋楽でもメジャーな音楽やダンスミュージックをよく聴く人へ。   そんな人たちにうってつけの音楽がある。 プログレッシヴ・ロック。 1960年代後半、欧州を中心に誕生し、北米でも盛り上がり、世界中に広がっていった。今の尚、進化を遂げ、世界中の人を魅了し続けているジャンル。 その名の通り、ロックを基調とした音楽だが、攻撃的というより、挑戦的。 ジャズやブルーズ、クラシックな音色やオーケストラ、はたまた、映画のような世界観など、ありとあらゆる音楽を吸収し、革新的(=プログレッシヴ)な音楽を発明していくジャンル。  専門用語をあまり使いたくないし、ジャンルに縛られず、広く音楽として語りたいのだが、今日は許してほしい。  プログレッシヴ・ロックというジャンルに属するバンドは、多種多様。バンドそれぞれがジャンルといっても過言ではない。 例えば、普段我々が耳に慣れているポップス。 これら音楽はおおよそ、流れというものがある。 「Aメロ→Bメロ→サビ」 ただし、このプログレッシヴ・ロックの世界、そんな決...
メタル

【メタルマクベス~劇団☆新感線による、超絶ド級のエンターテイメントへヴィメタルミュージカル~】

ミュージカルファンの皆さんへ。へヴィメタルは、決して野蛮なだけの音楽ではないんです。劇的で、ドラマチックで。愛と勇気、挑戦と闘い、そして悲喜劇がある、壮大なミュージカルのような音楽なんです。メタルヘッドの皆さんへ。音楽の世界を具現化したもの、観てみたくないですか?皆さんが大好きなエピカルなパワーメタルが、具現化されました。これまで音楽で表現されてきた戦場が、城が、戦いが、愛が、哀しみが。目に見える形になり、皆のイマジネーションを駆り立てるメタルオペラが大迫力なステージに完成しました。ミュージカルファンには、ミュージカルそのものを楽しんでもらいつつ、ヘヴィメタルの魅力を伝えられる作品。ヘヴィメタルヘッドには、皆の好きなメタルの具現化にワクワクしてもらいつつ、ミュージカルやオペラの魅力を知ってもらえる作品。 それが、この夏から冬にかけ、東京は豊洲の360度ステージで上演される一大ミュージカルです。へヴィメタルの楽曲、へヴィメタルの雰囲気、へヴィメタルのネタをふんだんに散りばめた世界観で、シェークスピアの戯曲、『マクベス』をやってのけた、劇団☆新感線のこのミュージカルを、ぜひご覧ください。
メタル

【WORLD END MANに救われた〜最強のデビューアルバム“Use My Knife”】

ほんま、メタルが好きでよかった。 メタルがあるから、俺は生きていけるなと! それを再認識させてくれたのが、12月19日デビューアルバム”Use My Knife”をリリースしたバンド、WORLD END MAN。 攻撃性満点で殺傷力抜群。 一気に走り抜けていく8曲20分少しは、超人が大鉈でドバっと一振りした感じ。 そんな音楽性に反し、曲はかなりキャッチーで馴染み易く、縦ノリのリズムで身体ごと楽しめる。 いろんな価値観が渦巻き、混沌とするこの世の中、グレーなことだらけで上手くいかないことも多い社会だけど、これ聴いたらもう無双状態。 精神的にマッチョになり、最強に変身、向かうとこ敵無し! ということで、出勤時やトレーニング時にピッタリな一枚。 クリスマスプレゼントにめっちゃ、オススメ! ブログタイトルに、バンドに救われたと書いたけれど、僕はバンドメンバーの方々と面識がある訳でもなんでもない。 また失礼ながら、ファンになったのがここ最近で、まだライヴに行ったこともない。 ただただ、アルバムからのPVが超絶かっこよ過ぎて。何度も救われた。 ここだけの話、会社で残業中。 社内はゴタゴタ、仕事は...
通勤BGM

【今週の通勤BGM~僕を奮い立たせた音楽、僕を癒した音楽~vol.4】

さて、通勤BGM第4週目。 というか、先月末なんでけっこう前…遅くなったから正直季節外れなネタやけど、いってみよう! 10月29日(月) ・出勤+帰宅:HELLOWEEN ”Keeper Of The Seven Keys” (1987) KEEPER OF THE SEVEN KEYS アーティスト: HELLOWEEN 出版社/メーカー: BMG/N 発売日: 2008/03/03 メディア: CD クリック: 2回 この商品を含むブログ (1件) を見る   「俺は生きてるんだーーーーーーーーー!!!!」 月曜日の朝、仕事が憂鬱な朝。 激しめの、暴力的な音楽で武装するのも良いが、美しいメロディーをハイトーンヴォイスで、こう歌い上げるのも気持ち良い。 10月末、世間はハロウィン。 ということで、へヴィメタル史における最重要バンドの一つ、ドイツのHELLOWEENを聴く時期。そのバンドが世界的に注目を集めたのがこのレコード。 邦題は堂々たる、『守護神伝』 爽やかな秋晴れの空の下、HELLOWEENを楽しもう!この親しみやすいメロディーの曲を!このただのハイトーンではい...
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