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【JASONSの蓋世不抜~第四章:不撓不屈で切り開くはまだ見ぬ世界篇~】

あなたは、どんなバンドが好きですか? 「かっこいい音を出すバンドだね」 「いや、テクニックが凄いバンド。神がかっている技を目の当たりにしたい」 「とにかくヘヴィでスピーディーな、ぶっ飛んだバンドが好きだな」 「身体が自然と乗れるバンドかな。音楽でリラックスしたいから」 「ライヴで極めるバンド!俺らファンを昂揚させ、燃え上がらせるバンドに尽きる」 この質問に対する答えは無限にあり、そのどれもが正解。 あなたは、ご自身に合ったバンド像を持ち、日々、それに近いバンドを世界中、古今東西、古くも新しくも音楽を求めているだろう。 ちょっと角度は変わるが、こんなバンドはどうだろうか。 「今まで想像できなかった世界へ連れてってくれるバンド」 「見たことのない景色を見せ、客をワクワクさせてくれるバンド」 僕は、今、プロレスに熱狂している。30代を少し過ぎて、遅咲きのプロレスデビュー。 好きになったら、好奇心を爆発させ没頭する性分なので、2019年2月以降、ほぼ毎日、プロレスの試合や選手のドキュメンタリー動画を観て、また選手の自伝を読...
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【SURVIVE~血と汗と努力の結果魅せる新作”Immortal Warriors”リリースツアー初日・後編:SURVIVE】

2019年2月11日。日本のみならず、世界で活躍するヘヴィメタルバンド、SURVIVEの7枚目のアルバム”Immortal Warriors”リリースツアー初日。その模様を2回に渡り振り返っていく。前回の記事、HELL FREEZES OVER, HATTALLICA, IN FOR THE KILLはこちらでご確認頂きたい。 本記事では、メインアクト、SURVIVEの90分のドラマをお届けする。今このツアーで観られるSURVIVEの魅力について、そして、彼らから学ぶ人生訓について、僕なりに書いてみる。
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【SURVIVE~血と汗と努力の結果魅せる新作”Immortal Warriors”リリースツアー初日のよる・前編:HELL FRFEEZES OVER/HATTALLICA/IN FOR THE KILL】

昨年、結成20周年を祝う大々的なショーを行ったヘヴィメタルバンド、SURVIVE。 見事なショー、完璧な王者たる姿を見せつけ、日本に、いや、世界にその名を轟かすSURVIVEの雄姿に、集まったファン皆で拳を上げた。   その20周年ライヴ直前にリリースされた、7枚目のアルバム“Immortal Warriors”は、彼らのバンドとしての経験があったからこそ生まれた音であり、ヘヴィメタル愛に満ち溢れた傑作に仕上がった。 SURVIVE - Immortal Warriors Crossfade   20周年走り続けてきたバンド初の、約5か月という長期休暇。 心身共にゆっくりと休め、充電。 バンドの中でもライヴへの欲が溢れ出した2019年2月11日より、 このアルバムリリースを祝し、日本中のメタルヘッドの前で披露するツアーが、 ここ渋谷からスタートした。   20周年ライヴのMCにて発表されたこのツアー初日。 HELL FREEZES OVER, HATTALLICA, IN FOR THE KILL―その協力過ぎるラインナップにワクワクし、早くこの日はこないかと僕は待ち望んでいた。 傑...
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【WORLD END MAN 1stアルバムリリースパーティー~雪降る新宿に燃え盛る地獄エンターテイメント】

やっぱり経験。努力を重ね、たくさんの経験を積んだ結果が人を大きくするし、最強にする。そんなことを学んだ、WORLD END MANの1stアルバムリリースパーティー@新宿について、その様子を書いていこう。
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【Church Of Miseryワンマン2018~クリーンに綺麗に泥酔するには彼らの音楽を~】

快楽を求めた結果、法を犯してしまい、逮捕。なんてニュースをたまに見聞きするけれど。皆、音楽を聴こう、音楽を!音楽は芸術品。音楽はミュージシャンの表現の賜物であり、皆が楽しむエンターテイメント。音楽は合法。どんなに浸って没頭して楽しんでも、何の問題も無い。少しのビールやウイスキーを楽しみながら、心地良い音楽に酔いしれよう!音楽に身を任せ、揺れ、踊り、走り、拳を上げ、叫び歌うんだ!何の問題もなく、クリーンに綺麗に、快楽を感じる方法は、音楽を楽しむこと。レコードを聴こう、そして、ライヴハウスへ行こう。音楽の種類も多種多様なので、気持ち良い具合もいろんな類があるが、今日ご紹介するのは、その中でも異様で刺激的。最初こそ取っ付き難いかもしれないが、ハマればもう抜け出せず、泥酔してしまうような音楽。それは、Church Of Misery。
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【メタルマクベス~劇団☆新感線による、超絶ド級のエンターテイメントへヴィメタルミュージカル~】

ミュージカルファンの皆さんへ。へヴィメタルは、決して野蛮なだけの音楽ではないんです。劇的で、ドラマチックで。愛と勇気、挑戦と闘い、そして悲喜劇がある、壮大なミュージカルのような音楽なんです。メタルヘッドの皆さんへ。音楽の世界を具現化したもの、観てみたくないですか?皆さんが大好きなエピカルなパワーメタルが、具現化されました。これまで音楽で表現されてきた戦場が、城が、戦いが、愛が、哀しみが。目に見える形になり、皆のイマジネーションを駆り立てるメタルオペラが大迫力なステージに完成しました。ミュージカルファンには、ミュージカルそのものを楽しんでもらいつつ、ヘヴィメタルの魅力を伝えられる作品。ヘヴィメタルヘッドには、皆の好きなメタルの具現化にワクワクしてもらいつつ、ミュージカルやオペラの魅力を知ってもらえる作品。 それが、この夏から冬にかけ、東京は豊洲の360度ステージで上演される一大ミュージカルです。へヴィメタルの楽曲、へヴィメタルの雰囲気、へヴィメタルのネタをふんだんに散りばめた世界観で、シェークスピアの戯曲、『マクベス』をやってのけた、劇団☆新感線のこのミュージカルを、ぜひご覧ください。
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【WORLD END MANに救われた〜最強のデビューアルバム“Use My Knife”】

ほんま、メタルが好きでよかった。 メタルがあるから、俺は生きていけるなと! それを再認識させてくれたのが、12月19日デビューアルバム”Use My Knife”をリリースしたバンド、WORLD END MAN。 攻撃性満点で殺傷力抜群。 一気に走り抜けていく8曲20分少しは、超人が大鉈でドバっと一振りした感じ。 そんな音楽性に反し、曲はかなりキャッチーで馴染み易く、縦ノリのリズムで身体ごと楽しめる。 いろんな価値観が渦巻き、混沌とするこの世の中、グレーなことだらけで上手くいかないことも多い社会だけど、これ聴いたらもう無双状態。 精神的にマッチョになり、最強に変身、向かうとこ敵無し! ということで、出勤時やトレーニング時にピッタリな一枚。 クリスマスプレゼントにめっちゃ、オススメ! ブログタイトルに、バンドに救われたと書いたけれど、僕はバンドメンバーの方々と面識がある訳でもなんでもない。 また失礼ながら、ファンになったのがここ最近で、まだライヴに行ったこともない。 ただただ、アルバムからのPVが超絶かっこよ過ぎて。何度も救われた。 ここだけの話、会社で残業中。 社内はゴタゴタ、仕事は...
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【2018年最もロマンティックな音楽、BEHEMOTHの新作”I Loved You At Your Darkest”】

猛烈に暑かった夏から秋へ。晴れ渡った日々から夜が長い、寒い日々へと移る頃。 YouTubeを開くと、オススメの中に興味深い映像があった。 10月に発売となった、ポーランドのバンド、BEHEMOTHの新作に伴う映像。 ミュージックビデオでもなければ、今流行りのリリックビデオでもない。 暗い部屋に一人の、無機質な表情をした男が椅子に腰かけ、CDの音源をバックにギターを爪弾く映像。   「なんてロマンティックなメロディーなんだ」 僕は深い感動を覚え、その日以来、何度も映像を観ては財布と相談し、この作品を手に入れる機会を狙っていた。 まだ暫く先かと思っていたが、その日は思いの外、早く訪れた。   10月31日ハロウィンの夜。 渋谷へあるバンドの新譜を買いに行ったのだが、皆さんご存知のお祭り惨事。とにかく歩けず、ろくに買い物すらできない。現場はニュース以上の地獄絵図であった。 何とかレコード店に到着した時には何とも言えない感情でいっぱいになり、気づいたら当初の予定の新譜に加え2枚も、買っていた。 そのうちの1枚がこれ。その日から通勤中、移動中はずっと、この作品を聴いている。 まずは皆さんにもそ...
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【Revenge.69~5つの顔を持つ男たちは夢と現実を生きる~】

人生を楽しみまくっている大人はかっこいい。 妥協せず、言い訳せず、今を濃く生き、一生懸命生きる大人はかっこいい。 一方で、生き方について悩んでいる人たちが多い。 夢と現実の狭間で揺れる学生たち、自分の人生に納得のいかない社会人たち。   僕もかつては悩んでいた。 今も自分の人生について悩んでいる部分はあるが、かつてのそれとは違う。 今の僕は、しっかり自分を表現する方法、自分しかできない道を見つけている。 ある世界を知り、普通にサラリーマンをやっていたら出逢わない人たちと知り合っていった。 そんな方々と交友を深めていく中で、いろんな人生の歩み方があるのだと知った。 そして僕なりの方法で試行錯誤し、有難いことにサポートやチャンスを得た結果、道を見つけた。 不器用ながら時間はかかっているが、今、僕はそこに全力を注いでいる。 僕が生き方への回答を見つけるきっかけになった世界とは、「ライヴハウス」。 そう、アンダーグランドの音楽シーン。 生き方に悩む若者よ、大人よ。ライヴハウスへ行こう! ちょっと怪しげなビル。地下へと続く階段を下ると、ライヴハウスがある。 最初は怖いが、恐れず、重いドアを開...
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【音楽界のアスリート、DOWNFALL:ウルトラC満載の音楽世界】

音楽に飢えていた1人のミュージシャンがいた。とりわけ、超絶技巧テクニックに満ちた音楽を渇望する、1人のミュージシャンが名古屋にいた。SchopferやGIGATON、HELL AND HELLというアンダーグラウンドの過激なメタルバンドを渡り歩き、またこのブログでも紹介した、Crocodile Bambieでサポートした経験もあるギタリスト、カスヤ氏。
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