【音楽界のアスリート、DOWNFALL:音楽におけるウルトラC】
「十人十色」 と言うように、人の好みや価値観はバラバラのはずだが、スポーツという分野に熱狂する人は多い。 例えば、オリンピックやワールドカップで、日本が予選を突破した、優勝争いに食い込んだとなると、自分のことのように喜ぶ人は多い。 仲間とスポーツバーに行って、ユニフォームを着て応援する人。 選手が人間業とは思えない、超絶技巧を決めると興奮する人。 翌日のニュースやワイドショー、新聞、SNSはその話題一色。 職場や学校は、その話題で持ちきり。 そして、選手の裏側を追った映像、日々の鍛練や精神性に迫ったドキュメント番組を見て、感動し、涙する。 では、スポーツ以外の分野、音楽の世界ではどうだろう。 音楽に勝敗は無いものの、スポーツ選手が体操でいうウルトラC級の超人的な技をやってのけるように、一般人では考えられない超絶技巧、人間離れした技で演奏することがあるのだろうか? 答えは、「YES」。 もちろん、楽器を演奏すること自体、一般人からすれば凄いことなのだが、プロの中でも段違いのテクニックを持つミュージシャンがいる。 ...